適応
1急性ハイパーカプニアを伴う慢性肺疾患
2麻酔時,中枢神経系抑制薬による中毒時における呼吸抑制並びに覚醒遅延
3遷延性無呼吸の鑑別診断
4早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作).但し,キサンチン製剤による治療で十分な効果が得られない場合に限る
注意
1)2〔中枢神経系抑制剤による中毒時における呼吸抑制並びに覚醒遅延〕:中枢神経系抑制剤による重篤な中毒患者に対し,本剤のみでは,呼吸促進並びに意識レベルの改善が十分得られないことがあるので,本剤は従来慣用された維持療法や蘇生術の補助として用いる
2)1慢性肺疾患による症状が感染などの誘因により,急性に増悪し,さらに高度の低酸素血症と高炭酸ガス血症(急性ハイパーカプニア)をきたす.この急性増悪時には低酸素血症の改善のために酸素投与を行うが,酸素吸入による低酸素刺激の消失により低換気を生じPaCO2が更に上昇する.本剤は,この酸素治療下
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