適応
胃潰瘍
用法
1回75mg 1日2回(朝食後・就寝前)(増減)
注意
〈適用上〉〔D錠〕服用時:
➊舌の上にのせ唾液を浸潤させ舌で軽く潰し,崩壊後唾液のみで服用可能.又水で服用可.尚,寝たままの状態では水なしで服用させない
②口腔内で崩壊するが,口腔粘膜から吸収されない→唾液,水で飲み込む
患者背景
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行) 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉減量(1日100mg)等が望ましい
相互
〈併用注意〉ペニシラミン製剤,レボチロキシンNa:併用薬剤の効果減弱→同時投与回避(キレートを形成し,吸収低下)
副作用
〈重大〉
1)肝機能障害,黄疸:AST・ALT・γ-GTP・Al-Pの上昇等の肝機能障害,黄疸→直ちに中止し処置
2)銅欠乏症:亜鉛により銅の吸収が阻害され銅欠乏症あり(栄養状態不良の患者で銅欠乏に伴う汎血球減少や貧血が報告)→異常時適切な処置
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