▼健胃・消化薬の分類
健胃・消化薬の分類
Ⅰ.健胃薬
1)健胃薬には以前から単に経験的に用いられてきた薬剤が少なくない 2)個々の薬剤の作用機序とエビデンスを意識した使用法が必要 | ||
1総合健胃薬 | 1)胃腸症状を有する患者で習慣的に使用されている 2)有効性が実証されているとはいいにくい | |
タカヂアスターゼ・生薬配合剤薬 | S・M配合散 | |
カンゾウ末配合剤薬 | つくしA・M配合散 | |
2局所麻酔薬 | 1)併用薬剤として使用されることが多い 2)局所麻酔効果が得られたとしても,本質的な治療とはいえない | |
オキセサゼイン薬 | ストロカイン錠 | |
ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル薬 | スルカイン錠 | |
3副交感神経興奮薬 | 1)消化管運動亢進薬の原点である 2)より副作用の少ない薬剤のほうが使いやすい | |
カルニチン塩化物薬 | エントミン注 | |
4胃腸機能調整薬 | ||
1)消化管運動機能を調整する薬剤である 2)患者の病態を把握して使用すべき薬剤 | ||
メトクロプラミド薬 | プリンペラン錠/細/シ/ |