診療支援
薬剤

ナルデメジントシル酸塩新様式
2359
naldemedine tosilate
スインプロイク Symproic(塩野義)
 :0.2mg

適応

オピオイド誘発性便秘症

用法

1日1回0.2mg 注意オピオイドの投与を中止する場合は本剤の投与も中止

禁忌

1)過敏症

2)消化管閉塞若しくはその疑い,又は消化管閉塞の既往歴を有し再発の恐れ(消化管穿孔)

注意

〈基本〉

①海外で類薬の投与により,消化管穿孔を来し死亡に至った報告→激しい又は持続する腹痛等,消化管穿孔が疑われる症状が認められた場合は投与を中止等処置

②オピオイド離脱症候群(投与後数分或いは数日以内に起こる以下の症状の複合的な発現:不安,悪心,嘔吐,筋肉痛,流涙,鼻漏,散瞳,立毛,発汗,下痢,あくび,発熱,不眠)を起こす為,異常が認められた場合は適切な処置

患者背景

〈合併・既往〉

①消化管壁の脆弱性が認められる又は疑われる疾患を有する(消化管潰瘍,憩室疾患,浸潤性消化管がん,がんの腹膜転移,クローン病等の患者では,消化管穿孔の危険性が高まる)

②血液脳関門が機能していない又は機能不全が疑われる

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