適応
大腸内視鏡検査の前処置における腸管内容物の排除
用法
大腸内視鏡検査開始の4~6時間前から1回あたり5錠ずつ,約200mLの水と共に15分毎に計10回(計50錠)投与 注意
①大腸内視鏡検査前日の夕食は翌日の投与開始12時間前までに終了させ,夕食後は,検査終了まで絶食〔水分(水,お茶等)摂取のみ可〕
②服用に要する時間は,2時間30分.又,排泄液の状態で服用継続の可否を判断するのではなく,用法・用量に従い,規定用量を服用
③海外で類薬の投与により,著明な体液移動,高度の電解質異常,及び不整脈を来し死亡に至った報告.このような所見は,腎不全又は腸管穿孔を有する症例の他,誤用又は過量投与の症例で認められているので投与の際には用法・用量を遵守
④高齢者に投与する際には,1回あたりの5錠を小分けし,15分間をかけて約200mLの水で投与
!警告
1)重篤な事象として,急性腎障害,急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)
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