適応
大腸内視鏡検査時の前処置における腸管内容物の排除
用法
〔検査当日に投与する場合〕480mLを30分かけて投与.480mLを投与した後,水又はお茶約1Lを1時間かけて飲用.以降,排泄液が透明になるまで240mLあたり15分かけて投与し,投与後に水又はお茶約500mLを飲用するが,投与量は合計960mLまで.尚,検査前日の夕食後は絶食(水分摂取は可)とし,検査開始予定時間の約3時間以上前から投与を開始 〔検査前日と当日に分けて2回投与する場合〕検査前日に,480mLを30分かけて投与.480mLを投与した後,水又はお茶約1Lを1時間かけて飲用.検査当日は,検査開始予定時間の約2時間以上前から,排泄液が透明になるまで240mLあたり15分かけて投与し,投与後に水又はお茶約500mLを飲用するが,投与量は前日から合計960mLまで.尚,検査前日の夕食は投与開始の3時間以上前に終了し,夕食後は絶食(水分摂取は可) 注意
①排便,腹痛等の状況を確認しながら慎重に投与
②480mLを投与しても排便がない場合は,腹痛,嘔気,嘔吐のないことを必ず確認した上で次の投与を行い,排便が認められるまで観察
!警告
1)投与により,腸管内圧上昇による腸管穿孔を起こすことがある為,排便,腹痛等の状況を確認しながら,慎重に投与すると共に,腹痛等の消化器症状が現れた場合は投与を中断し,腹部の診察や画像検査(単純X線,超音波,CT等)を行い,投与継続の可否について慎重に検討.特に,腸閉塞を疑う患者には問診,触診,直腸診,画像検査等により腸閉塞でないことを確認した後に投与すると共に,腸管狭窄,高度な便秘,腸管憩室のある患者では注意
2)投与により,ショック,アナフィラキシー等を起こすことがある為,自宅での服用に際し,特に副作用発現時の対応について,患者に説明
禁忌
1)過敏症
2)胃腸管閉塞症又は腸閉塞の疑い(腸管穿孔)
3)
関連リンク