適応
1抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心,嘔吐)
2術後の消化器症状(悪心,嘔吐) ►一部後発医薬品は効能効果に違いあり
注意〔抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心,嘔吐)〕強い悪心,嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)を投与する場合に限り使用
用法
内11日1回4mg(増減).又,効果不十分な場合は,同用量の注射液を投与可 注1成人1回4mg,1日1回緩徐に静脈内投与(増減).又,効果不十分な場合は,同用量を追加投与可 小児1回2.5mg/m2,1日1回緩徐に静脈内投与(増減).又,効果不十分な場合は,同用量を追加投与可 2成人1回4mgを緩徐に静脈内投与(増減) 小児1回0.05~0.1mg/kg(最大4mg)を緩徐に静脈内投与(増減) 注意内
①抗悪性腫瘍剤を投与する場合,その1~2時間前に投与
②癌化学療法の各クールにおいて,投与期間は3~5日間を目安 注〔術後の消化器症状(悪心,嘔吐)〕患者背景や術式等を考慮し,術前から術後の適切なタイミングで投与
禁忌
過敏症
注意
〈適用上〉内
➊製剤はアルミ包装から取り出した後,直ちに服用するよう指導
➋濡れた手で取り出さない
➌舌の上にのせて唾液で崩壊する為,水なしで服用可能.又,水で服用も可
➍寝たままの状態では,水なしで服用させない 注急速に静注した場合,めまいを起こす為,緩徐に静脈内投与
〈取扱上〉注光により着色する為,使用直前に取り出す.着色したものは使用しない 〈その他〉妊娠初期に投与された妊婦より出生した児において,口唇口蓋裂及び心奇形の発現割合が増加した報告.一方で増加がみられないとする報告もあり,本剤との関連性は不明
患者背景
〈合併・既往〉
①薬物過敏症の既往歴
②消化管通過障害の症状(投与後観察.消化管運動の低下)
〈肝〉重篤な肝障害(血中濃度上昇)
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継