適応
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)(遅発期を含む) 注意強い悪心,嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与の場合に限り使用
用法
他の制吐剤との併用において,成人及び12歳以上の小児には抗悪性腫瘍剤投与1日目は125mgを,2日目以降は80mgを1日1回 注意
①がん化学療法の各コースにおいて,投与期間は3日間を目安.又,成人では5日間を超えて,12歳以上の小児では3日間を超えて投与した際の有効性及び安全性は未確立
②原則としてコルチコステロイド及び5-HT3受容体拮抗型制吐剤と併用して使用.但し,コルチコステロイドの用量については,本剤とコルチコステロイドの薬物相互作用を考慮して適宜減量
③抗悪性腫瘍剤の投与1時間~1時間30分前に投与し,2日目以降は午前中に投与
禁忌
1)過敏症(本剤,ホスアプレピタントメグルミン)
2)ピモジド投与中
注意
〈基本〉
①CYP3A