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薬剤

痛風・高尿酸血症治療薬(概要)

▼痛風・高尿酸血症治療薬の分類

痛風・高尿酸血症治療薬の分類

 

Ⅰ.発作治療薬

コルヒチン

非ステロイド性抗炎症薬

副腎皮質ホルモン製剤

コルヒチン

1)コルヒチンは発作初期や予防に少量(0.5mg)のみ投与

2)非ステロイド性抗炎症薬は十分量投与

3)コルヒチンと非ステロイド性抗炎症薬は,高齢者や腎機能低下例などでは慎重投与(ステロイド投与を検討)

 

Ⅱ.高尿酸血症治療薬

1尿酸排泄促進薬

1)無症候・無合併症例は血清尿酸値9mg/dL以上が適応

2)痛風発作時には開始・変更しない

3)病型診断に基づいて治療薬を選択する

4)腎障害・尿路結石例は尿酸生成阻害薬

5)尿路結石例と尿酸排泄促進薬投与時は,尿アルカリ化薬を併用

6)血清尿酸値5~6mg/dL,尿pH6.0~7.0が目標

7)パラミヂン®(ブコローム)も尿酸排泄促進薬の適応あり

8)ベンズブロマロン投与開始6カ月間は定期的な肝機能検査が必須

9)ドチヌラドは選択

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