適応
1高コレステロール血症
2レフルノミドの活性代謝物の体内からの除去
注意〔高コレステロール血症〕適用前に検査を実施し,高コレステロール血症であることを確認した上で適用考慮.尚,Fredrickson分類のいずれに属するかを診断が望ましい.家族性高コレステロール血症のヘテロ接合体例は本剤に比較的よく反応し,ホモ接合体例でも単独或いは他剤との併用により反応する
用法
11回4g(無水物)を水約100mLに懸濁し,1日2~3回 21回4g(無水物)を水約100mLに懸濁し,1日3回.レフルノミド製剤投与による重篤な副作用発現時は1回8g(無水物)を水約200mLに懸濁し,1日3回 注意〔レフルノミドの活性代謝物の体内からの除去〕
①1回9g(コレスチラミン無水物として4g)を1日3回服用する場合,服用期間は17日間を目安.レフルノミド製剤投与による重篤な副作用発現時には,1回18g(コレスチラミン無水物として8g)を1日3回服用し,服用期間は11日間を目安.尚,患者の臨床症状及び検査所見の推移により服用期間を調節
②レフルノミド製剤投与中止後に妊娠を希望する女性には,本剤による薬物除去法施行後少なくとも2回,血漿中レフルノミドの活性代謝物であるA771726濃度を測定し,2回の測定値が胎児へのリスクが極めて低いと考えられる0.02μg/mL未満であることを確認.血漿中A771726濃度の測定間隔は14日以上.血漿中A771726濃度が0.02μg/mL以上であった場合,投与を継続
禁忌
1)完全な胆道の閉塞により胆汁が腸管に排泄されない(腸管内で胆汁酸と結合してその糞中排泄量を増大させることにより,コレステロールを低下させる薬剤であるため効果がない)
2)過敏症
注意
〈基本〉〔高コレステロール血症〕
①予め高コレステロール血症治療の基本である食事療法を行い,更に運動療法や,高血圧・喫煙等の虚血性心
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