診療支援
薬剤

ボグリボース新様式H運転△
3969
voglibose
ベイスン Basen(武田テバ薬)
 錠・OD錠:0.2・0.3mg
AGボグリボース「武田テバ」(0.2・0.3 OD錠0.2・0.3 武田テバP),ボグリボース(0.2・0.3 OD錠0.2・0.3 各社,ODフィルム0.2・0.3 救急)

適応

1糖尿病の食後過血糖の改善(但し,食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合,又は食事療法・運動療法に加えて経口血糖降下薬もしくはインスリン製剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る)

2耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制(OD錠0.2mgのみ)(但し,食事療法・運動療法を十分に行っても改善されない場合に限る)

注意

1)本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療及び糖尿病発症抑制の基本である食事療法,運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮する

1

1)糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では,投与の際の食後血糖2時間値は200mg/dL以上を示す場合に限る

2)食事療法,運動療法に加えて経口血糖降下剤又はインスリン製剤を使用している患者では,投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする

2(OD錠0.2mgのみ)(耐糖能異常(空腹時血糖が126mg/dL未満かつ75g経口ブドウ糖負荷試験の血糖2時間値が140~199mg/dL)と判断され,糖尿病発症抑制の基本である食事療法・運動療法を3~6カ月間行っても改善されず,かつ高血圧症,脂質異常症(高TG血症,低HDLコレステロール血症等),肥満(BMI 25kg/m2以上),2親等以内の糖尿病家族歴のいずれかを有する場合に限定

用法

11回0.2mg 1日3回毎食直前 ►効果不十分な場合には,経過を十分に観察しながら1回量0.3mgまで増量可 21回0.2mg 1日3回毎食直前 注意高齢者では,低用量(例えば1回量0.1mg)から投与を開始するとともに,血糖値及び消化器症状の発現に留意するなど,経過を十分に観察しながら慎重に

禁忌

1)重症ケトーシス,糖尿病性昏睡,又は前昏睡(輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須→投与不適)

2)重症感染症,手術前

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