診療支援
薬剤

ソマプシタン(遺伝子組換え)新様式
2412
somapacitan(genetical recombination)
ソグルーヤ Sogroya(ノボ)
 皮下注:5・10・15mg/1.5mL/筒

適応

1〔5・10mg〕成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)

2〔5・10・15mg〕骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症

注意1適用は成人成長ホルモン分泌不全症診断患者のうち,重症の基準に該当する患者に限定する.診断及び重症の基準は最新の「厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業 間脳下垂体機能障害に関する調査研究班 成人成長ホルモン分泌不全症の診断と治療の手引き」の病型分類を参照 2適用は,成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断された患者に限定する.診断にあたっては,最新の「厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業 間脳下垂体機能障害に関する調査研究班 成長ホルモン分泌不全性低身長症の診断と治療の手引き」を参照

用法

11.5mgを開始用量とし,週1回皮下注.開始用量は患者の状態に応じて適宜増減.その後は臨床症状及び血清インスリン様成長因子-I(IGF-I)濃度等の検査所見に応じて増減 1日最大8.0mg 20.16mg/kgを,週1回皮下注 注意

➊週1回投与→同一曜日に投与させる

➋投与を忘れた際は,予め定めた投与日から3日以内であれば,気づいた時点で直ちに投与し,その後は予め定めた曜日に投与.投与日から3日を超えていれば投与せず,次の予め定めた曜日に投与.週1回投与の定めた曜日を変更する必要がある場合は,前回投与から少なくとも4日間以上間隔を空ける

1開始用量は年齢,性別,合併症等の患者の状態に応じて適宜増減.通常は1.5mgから開始するが,60歳超1.0mg,経口エストロゲン服用中の女性患者では2.0mgを目安に投与を開始.中等度の肝機能障害患者では低用量から開始等,慎重に

1投与量は臨床症状及び血清IGF-I濃度により調整.投与開始後2~4週間に1回を目安に投与量の調整を行い,増量の際は1回あたり0.5~1.5mgを目安.その後も定期的に

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