適応
男性における夜間多尿による夜間頻尿 注意
1)投与は次の精査及び治療等を行った上でも夜間多尿指数(24時間の尿排出量に対する夜間の尿排出量の割合)が33%以上かつ夜間排尿回数が2回以上の場合にのみ考慮
a)夜間頻尿の原因には,夜間多尿の他に前立腺肥大症,過活動膀胱等の膀胱蓄尿障害等がある事から,夜間頻尿の原因が夜間多尿のみによる事を確認する.前立腺肥大症及び過活動膀胱で夜間頻尿の症状を呈する場合,当該疾患の治療を行う.その上で夜間頻尿の症状が改善しない場合,次に示す夜間多尿の精査及び治療を行った上で本剤投与の可否を考慮可
b)夜間多尿の原因となる疾患(高血圧症,糖尿病,心不全,腎不全,肝胆道疾患,睡眠時無呼吸症候群等)がある事に留意し,投与前に血圧測定,心電図,血液・尿検査等の検査や問診等を実施.当該疾患が認められた場合,その治療を行う
c)飲水制限等の生活指導及び行動療法を行う
用法
1日1回就