適応
子宮収縮の誘発,促進並びに子宮出血の治療の目的で,以下の場合に使用
1分娩誘発,微弱陣痛
2弛緩出血,胎盤娩出前後,子宮復古不全
3帝王切開術(胎児の娩出後)
4流産,人工妊娠中絶
用法
原則として点滴静注 1点滴静注法:5~10単位を5%ブドウ糖液(500mL)等に混和し,点滴速度を1~2ミリ単位/分から開始し,陣痛発来状況及び胎児心拍等を観察しながら増減.点滴速度は20ミリ単位/分を超えない 24点滴静注法:通常5~10単位を5%ブドウ糖液(500mL)等に混和し,子宮収縮状況等を観察しながら(増減) 静注法(弛緩出血及び胎盤娩出前後の場合):5~10単位を緩徐に注射 筋注法:5~10単位を緩徐に注射 3点滴静注法:5~10単位を5%ブドウ糖液(500mL)等に混和し,子宮収縮状況等を観察しながら(増減) 筋注法:5~10単位を緩徐に注射 子宮筋注法:5~10単位を子宮筋層内へ直接投与 注意