適応
蕁麻疹(慢性例除く),湿疹・皮膚炎群の急性期及び急性増悪期,薬疹,アレルギー性鼻炎
用法
錠1回1~2錠 シ1回5~10mL 1日1~4回(増減) 小児シ1回5mL 1日1~4回(増減) 注意副腎皮質ホルモンをプレドニゾロン換算で錠剤として1錠中2.5mg,シロップ剤として,1mL中0.5mg相当量を含有するので症状改善後は漫然として使用することのないよう注意 ►風味図
禁忌
1)適応,症状を考慮し,他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合.又,局所的投与で十分な場合には局所療法
2)過敏症
3)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧が上昇し悪化)
4)前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患(抗コリン作用により排尿障害,尿閉等が現れ増悪)
5)デスモプレシン(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中
注意
〈基本〉
➊眠気を催すことあり→運転不可
➋誘発感染症,続発性副腎皮質機能不全,消化性潰瘍,糖尿病,精神障害等の重篤な副作用が現れることあり.特に,投与中に水痘又は麻疹に感染すると致命的な経過をたどることあり→以下の注意
a)投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認
b)水痘又は麻疹の既往のない患者は水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察.感染が疑われる場合や感染した場合は直ちに受診するよう指導し処置
c)水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても,投与中は水痘又は麻疹を発疹する可能性→留意
d)副作用出現に対し,常に十分な配慮と観察を行い,患者をストレスから避け,事故,手術等の場合には増量等適切な処置
e)連用後,投与を急に中止すると,時に発熱,頭痛,食欲不振,脱力感,筋肉痛,関節痛,ショック等の離脱症状→中止する場合には,徐々に減量等慎重に.離脱症状が現れた場合には,直ちに再投与又は増量
③連用により眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障→定期的に検査をするこ
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