適応
1無月経,月経周期異常(稀発月経,多発月経),月経量異常(過少月経,過多月経),月経困難症,機能性子宮出血,卵巣機能不全症
2黄体機能不全による不妊症
3生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
4生殖補助医療における黄体補充
注意3妊娠率や生産率の報告を踏まえると,本剤を含む卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤の併用で調節卵巣刺激の開始時期の調整又はホルモン補充周期で凍結融解胚移植を行った場合は,開始時期の調整を行わない場合又は自然排卵周期で凍結融解胚移植を行った場合と比べて,妊娠率や生産率が低下する可能性あり→患者に説明した上で,本剤の投与の要否は,患者ごとに治療上の必要性及び危険性を考慮して慎重に判断
用法
1日2~12mg 分1~3 ►生殖補助医療における黄体補充で用いる場合,投与期間は,新鮮胚移植の場合は採卵後から胚移植日まで,凍結融解胚移植の場合は子宮内膜が十分に厚くなった時点から