適応
機能性子宮出血
用法
1回1mL 筋注(増減)
禁忌
1)エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌,子宮内膜癌)及びその疑い(悪化,顕性化を促す)
2)血栓性静脈炎,肺塞栓症又はその既往(血栓形成傾向増強)
3)重篤な肝障害・肝疾患(増悪)
4)妊婦・妊娠
5)妊婦ヘルペスの既往歴(再発)
注意
〈基本〉
①投与時は問診,内診,基礎体温の測定,免疫学的妊娠診断等で妊娠していないことを十分確認
②定期的に婦人科的検査(乳房を含む)等を実施
〈適用上〉筋注のみ使用 〈その他〉
①黄体・卵胞ホルモン剤の使用と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されたものではないが,心臓・四肢等の先天異常児を出産した母親では,対照群に比して妊娠初期に黄体ホルモン剤又は黄体・卵胞ホルモン剤を使用していた率に有意差ありとの報告
②黄体・卵胞ホルモン配合剤の長期服用により肝腫瘍発生の報告.腫瘍の破裂により腹腔内出血の可能性
患者背景
〈合併・既往〉