適応
調節卵巣刺激下における早発排卵の防止
用法
以下のいずれかで投与
①卵巣刺激開始6日目から最終的な卵胞成熟の誘発まで,セトロレリクスとして0.25mgを1日1回腹部皮下に連日投与
②卵巣の反応に応じて本剤を投与開始し,最終的な卵胞成熟の誘発まで,セトロレリクスとして0.25mgを1日1回腹部皮下に連日投与
注意投与開始は,経腟超音波検査の所見(発育卵胞の数・サイズ)等に基づき判断すること
禁忌
1)過敏症(本剤,GnRH誘導体)
2)妊婦・妊娠授乳婦
3)卵巣,乳房,子宮,下垂体又は視床下部に腫瘍(投与に先立って実施される卵巣刺激薬の投与により腫瘍が悪化或いは顕性化)
4)診断の確定していない不正出血(悪性腫瘍の疑いがあり,その場合,卵巣刺激薬の投与により腫瘍が悪化或いは顕性化)
注意
〈基本〉
➊不妊治療に十分な知識と経験のある医師の下で使用.調節卵巣刺激により予想されるリスク及び注意すべき症状について,予め