適応
1子宮筋腫に基づく過多月経,下腹痛,腰痛,貧血の改善 注意本剤による治療は根治療法ではない事に留意し,手術が適応となる患者の手術までの保存療法並びに閉経前の保存療法としての適用が原則
2子宮内膜症に基づく疼痛の改善
用法
40mgを1日1回食前に経口.尚初回投与は月経周期1~5日目に行う 注意
①治療に際しては妊娠していない事を確認し,必ず月経周期1~5日目より投与を開始.又治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせる
②エストロゲン低下作用に基づく骨塩量の低下がみられる事があるので6カ月を超える投与は原則として行わない(6カ月を超える投与の安全性は未確立).尚やむを得ず長期にわたる投与や再投与が必要な場合は可能な限り骨塩量の検査を行い慎重に投与
禁忌
1)妊婦・妊娠授乳婦
2)診断のつかない異常性器出血の患者(悪性疾患の可能性)
3)過敏症
注意
〈基本〉投与に際して類似疾患(悪性腫瘍等)との鑑別に留意し,投与