適応
1維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
2副甲状腺機能低下症(腎不全におけるものを除く)における低Ca血症とそれに伴う諸症状(テタニー,痙攣,しびれ感,知覚異常等)の改善
3くる病・骨軟化症(腎不全におけるものを除く)に伴う諸症状(骨病変,骨痛,筋力低下)の改善
用法
11日1回0.3μg(適減) 231日1回0.3~0.9μg(増減)
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①投与中に現れる副作用は高Ca血症及びそれに基づくと考えられる症状が多いので,過量投与を防ぐため,血清Ca値を定期的(投与初期及び増量時には少なくとも2週に1回)に測定.血清Ca値に関しては,疾患,施設基準値に応じた適正範囲を維持するよう,患者毎に投与量を調節.高Ca血症の際は直ちに休薬.投与再開は,血清Ca値が適正範囲に回復したことを確認後に,減量して行う.低アルブミン血症(4.0g/dL未満)の場合には補正値を指標に用いることが望ましい
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