適応
骨粗鬆症における骨量・疼痛の改善
用法
1日45mg 分3食後
禁忌
ワルファリン投与中
注意
〈基本〉
①厚生省「老人性骨粗鬆症の予防及び治療法に関する総合的研究班」の診断基準等を参考に,骨粗鬆症との診断が確立し,骨量減少・疼痛がみられる患者を対象
②発疹,発赤,瘙痒等→中止
〈適用上〉
➊空腹時投与で吸収が低下→必ず食後投与.尚,本剤は脂溶性であるため,食事に含まれる脂肪量が少ない場合は吸収低下
患者背景
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉十分観察(高齢者に長期にわたって投与されることが多い薬剤)
相互
〈併用禁忌〉ワルファリンの作用減弱→ワルファリン療法を必要とする場合はワルファリン療法を優先し,本剤の投与中止.血液凝固能検査を実施し,ワルファリンが維持量に達するまでモニタリング(ワルファリンは肝細胞のビタミンK代謝サイクルを阻害し,凝固能のない血液