適応
骨粗鬆症 注意適用にあたり,日本骨代謝学会の診断基準等を参考に,骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象
用法
成人4週に1回900μgを30分以上かけて点滴静注
禁忌
1)過敏症(本剤,他のビスホスホネート系薬剤)
2)低Ca血症
注意
〈基本〉
➊食事等から十分なCaを摂取させる
②低Ca血症患者は,本剤投与前に低Ca血症を治療.又,ビタミンD欠乏症又はビタミンD代謝異常のようなミネラル代謝障害がある場合には,予め治療
➌ビスホスホネート系薬剤による治療患者で,顎骨壊死・顎骨骨髄炎発現.報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的な歯科処置や局所感染に関連して発現.リスク因子としては,悪性腫瘍,化学療法,血管新生阻害薬,コルチコステロイド治療,放射線療法,口腔の不衛生,歯科処置の既往等.投与開始前は口腔内の管理状態を確認し,患者に対し適切な歯科検査を受け,侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよ