適応
1ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与によるものを含む.例えばイソニアジド,サイクロセリン,ペニシラミン等)
2ビタミンB6の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦等)
3ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血等)
4以下の疾患のうち,ビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
a)口角炎,口唇炎,舌炎
b)急・慢性湿疹,脂漏性湿疹,接触皮膚炎
c)末梢神経炎
d)放射線障害(宿酔)(効果がないのに月余にわたって漫然と投与すべきでない)
用法
内1日10~100mg(増減) 注1日10~100mg 分1~2(増減) 皮下注・筋注・静注 ►極めて稀に依存症には,内服,注射共,より大量を用いる必要がある場合あり 注意
①依存症に大量を用いる必要のある場合→十分観察.特に新生児,乳幼児への投与は少量から徐々に増量,至適投与量に到達させる
②注添加物として
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