ビタミン製剤(概要)

▼ビタミン製剤の分類

ビタミン製剤の分類

　

Ⅰ．脂溶性ビタミン群

1ビタミンA製剤		1)妊娠初期は1日5,000IU未満に制限 2)ビタミンA欠乏による夜盲症や角化性皮膚疾患に適応 3)抗酸化作用の有用性は未証明 4)1IU＝0.3μgRAE 5)肝，卵，乳，緑黄色野菜
レチノールパルミチン酸エステル薬	チョコラA錠/末/滴(液)/筋
2活性型ビタミンD3製剤		1)腸管からのCa・P吸収促進，PTH分泌抑制 2)活性型ビタミンD3製剤はホルモン薬 3)天然型ビタミンDはパンビタン®とデノタス®チュアブル配合錠に含有 4)欠乏によりくる病・骨軟化症 5)過剰症に腎機能低下・腎結石あり，随時尿中Ca/Cr＜0.3を維持 6)高齢者の転倒予防に有効 7)外用薬は乾癬に適応 8)魚，肝，卵黄，干シイタケ，キクラゲ 9)サプリメントも有効
アルファカルシドール薬	アルファロール散/カ/液
	ワンアルファ錠
カルシトリオール	ロカルトロールカ薬
	ロカ

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年3月3日　掲-ID：yak_00000-00_a042z0001）