適応
新生児及び乳幼児の以下の疾患の栄養管理.但し,適用年齢は原則として2歳未満
1小腸切除,回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合
2悪性腫瘍
3心疾患術後
4難治性下痢
5術前に腸管内の清浄化を要する場合
6消化管術後で,未消化態蛋白を含む栄養物による栄養管理が困難な場合
7ヒルシュスプルング病(short segment)の保存療法,胆道閉鎖,栄養障害等で,未消化態蛋白を含む栄養物による栄養管理が困難な場合
用法
標準量(増減):1歳未満:20~30g/kg(78~117kcal/kg) 1~2歳:15~25g/kg(59~98kcal/kg) ►原則2歳まで.2歳以上で必要な場合は1~2歳に準じる ►経口:水又は微温湯に溶解し,1日数回に分割 ►経管:1日24時間持続的に経管投与 初期量:1日3~10g/kg(12~39kcal/kg)で開始し徐々に増量し通常3~10日で維持量に到達 濃度:10~15