適応
電解質補液の電解質補正
用法
電解質補液の電解質の補正用として,体内の水分,電解質の不足に応じて電解質液に添加して用いる 注意新生児(低出生体重児を含む)への投与の目安量は,通常,1日に体重1kgあたりリン20~40mg(本剤1.3~2.6mL)とし,血清リン濃度の管理の目安は4mg/dL以上,7mg/dL未満とする.異常な経過を認めた場合には,間歇投与(投与の中断・再開)等処置
注意
〈基本〉
①本剤は電解質の補正用製剤→必ず希釈して使用
②急速な投与により高リン血症,血中Ca減少,腎臓へのリン酸Ca沈着等が発現→投与は緩徐に
③投与に際しては,患者の血清リン濃度及び血清Ca濃度の測定,症状観察.必要に応じ,腎機能(尿蛋白等)の検査が望ましい
④長期間投与の際は,臨床症状の推移を十分観察した上で,慎重に投与.投与が不要となった場合には,中止
〈適用上〉
①調製方法:よく混合されるよう注意
②調製時
a)Ca