適応
低リン血症 注意くる病や骨軟化症を来す低P血症患者(原発性低P血症性くる病・骨軟化症,Fanconi症候群,腫瘍性骨軟化症,未熟児くる病等)に投与
用法
リンとして1日あたり20~40mg/kgを目安とし,数回に分割して経口.(増減),上限はリンとして1日あたり3,000mg 注意
①血清P濃度は服用1~2時間後に最高に達し,その後急激に低下→血清P濃度を保つためには投与を分割し,1日あたりの投与回数を増やすことが望ましい
②血清P値,血清及び尿中Ca値,血清Al-P値,血清PTH値,血清クレアチニン値等を定期的に測定し,年齢,体重,患者の状態(食事量,食事内容,臨床症状,臨床検査値,併用薬等)を十分に考慮して,用法・用量を調節
③胃腸障害出現時には,1回あたりの投与量を減量し,投与回数を増やすことを考慮
!警告
本剤と同一成分である腸管洗浄剤ビジクリア配合錠で,急性腎不全,急性リン酸腎症(腎石