適応
急性及び慢性腎不全による高K血症
用法
内服:1日30g 分2~3(増減) ►1回量を水50~150mLに懸濁し服用 ►風味図 散注腸:1回30g(増減) 水又は2%メチルセルロース溶液100mLに懸濁して注腸
注意
〈基本〉過量投与防止→血清K値及び血清Na値を測定 〈適用上〉
①経口時:消化管への蓄積を避けるため便秘に注意→便秘時は浣腸等処置
②注腸時:動物実験でソルビトールの注腸により腸壁壊死の報告.又外国においてポリスチレンスルホン酸型陽イオン交換樹脂のソルビトール懸濁液を注腸し,結腸壊死を起こした症例報告→注腸する際にはソルビトール溶液を使用しない
③注腸時:腸管への残留を避けるため,自然排泄困難時,腸洗浄等処置
患者背景
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈高齢〉減量など注意
相互
〈併用注意〉
1)ジギタリス製剤:ジギタリス中毒作用増強(血清K値低下による)→慎重に
2)