診療支援
薬剤

セベラマー塩酸塩新様式
219
sevelamer hydrochloride
フォスブロック Phosblock(協和キリン)
レナジェル Renagel(中外)
 :250mg

適応

以下の患者における高リン血症の改善:透析中の慢性腎不全患者 注意血中Pの排泄を促進する薬剤ではないため,食事療法等によるP摂取制限を考慮

用法

1回1~2g 1日3回 食直前(増減) (最高用量:1日9g) 注意

①沈降炭酸Caを使用していない場合:血清P濃度が8.0mg/dL未満→1回1gから,8.0mg/dL以上→1回2gから開始し,血清P濃度の程度により適宜増減

②沈降炭酸Caから切り替える場合:沈降炭酸Caの投与量が1日3g未満→1回1gから,1日3g以上→1回2gから開始し,血清P濃度の程度により適宜増減

③投与量の増減方法:血清P濃度が6.0mg/dL未満となるよう以下の基準を目安に適宜増減 〈6.0mg/dL以上〉1回0.25~0.5g増量 〈4.0~6.0mg/dL〉投与量を維持 〈4.0mg/dL未満〉1回0.25~0.5g減量

禁忌

1)過敏症

2)腸閉塞(腸管内で膨潤し,症状悪化

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?