(合剤)腹膜透析液E

ペリセート360N Perisate(JMS)　　342

　360液：1.0・1.5・2.0・3.0L

　360液(排液用バッグ付)：1.0・1.5・2.0・2.5L

ペリセート400N(JMS)　　342

　400液：1.0・1.5・2.0・3.0L

　400液(排液用バッグ付)：1.0・1.5・2.0・2.5L

適応

慢性腎不全における腹膜透析(炭酸Ca製剤や活性型VD製剤投与により高Ca血症を来す恐れのない場合)

用法

G液とE液を混合．1回1.5～2Lを腹腔内に注入，4～8時間滞液し，効果期待後に排液除去．以上の操作を1回とし

①体液の過剰が1kg/日以下の場合：360N液だけを1日3～4回連続

②体液の過剰が1kg/日以上の場合：400N液を1～4回処方し，360N液と組み合わせて，1日当たり3～5回連続

►体液過剰状況は患者体重と基準体重を比較検討し決定(基準体重：浮腫がなく細胞外液の過剰に基づくと考えられる心不全等の症状がない状態で測定した体重)　►注入量，滞液時間，操作回数は，症状，血液生化学値，体液平衡，年齢，体重等を考慮(増減)　►注入及び排液速度は300mL/分以下

禁忌

1)横隔膜欠損(胸腔へ移行し呼吸困難誘発)

2)腹部に挫滅傷又は熱傷(治癒を妨げる恐れ)

3)高度の腹膜癒着(透析効率低下)

4)

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年11月7日　掲-ID：yak_00000-00_a045c001z0005）