用法
1回150~300L ►A剤2,856gに透析用希釈用水10Lを加えてA液とする ►B剤882gに透析用希釈用水を加え所定容量とし,これにA液10L及び透析用希釈用水を加えて350Lとする
注意
①炭酸水素Naを含む透析液であるので,以下のような場合に使用
a)酢酸濃度の高い透析液では代謝性アシドーシスの改善が不十分な場合
b)酢酸濃度の高い透析液では,不均衡症候群,血圧低下等のため,血液透析療法の持続又は管理の困難な場合
c)酢酸濃度の高い透析液では十分な除水(体重維持)ができない場合
②ブドウ糖を含む透析液であるので,ブドウ糖を含まない透析液では,透析中血糖値の急激な低下等,良好な血糖コントロールの困難な場合に使用
③K,Ca,Mgの濃度の低い透析液であるので,以下のような場合に使用
a)K,Mgの濃度の高い透析液では,高K血症,高Mg血症の改善が不十分な場合
b)活性型ビタミンD3剤等の薬剤の使用