用法
A液:B液:希釈水=1:1.26:32.74 1回150~300L
注意
①炭酸水素Naを含む透析液であるので,以下のような場合に使用
a)酢酸濃度の高い透析液では代謝性アシドーシスの改善が不十分な場合
b)酢酸濃度の高い透析液では,不均衡症候群,血圧低下等のため,血液透析療法の持続又は管理の困難な場合
c)酢酸濃度の高い透析液では十分な除水(体重維持)ができない場合
②ブドウ糖を含む透析液であるので,ブドウ糖を含まない透析液では,透析中血糖値の急激な低下等,良好な血糖コントロールの困難な場合に使用
③K,Ca,Mgの濃度の低い透析液であるので,以下のような場合に使用
a)K,Mgの濃度の高い透析液では,高K血症,高Mg血症の改善が不十分な場合
b)活性型ビタミンD3剤等の薬剤の使用中で,血液透析による多量のCa付加を必要とせず,Ca濃度の高い透析液では,高Ca血症を起こす恐れのある場合
④内容液(A液)