診療支援
薬剤

レボホリナートカルシウム新様式H
3929
levofolinatecalcium(L-LV)
アイソボリン Isovorin(ファイザー)
 点滴静注用:25・100mg/V(レボホリナートとして)
レボホリナート(25・100 各社,50 日医工)

適応

1レボホリナート・フルオロウラシル療法:胃癌(手術不能又は再発)及び結腸・直腸癌に対するフルオロウラシルの抗腫瘍効果の増強

2結腸・直腸癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:フルオロウラシルの抗腫瘍効果の増強

3小腸癌,治癒切除不能な膵癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:フルオロウラシルの抗腫瘍効果の増強

(一部後発品は効能効果に違いあり) 注意国内では,本療法による手術後の補助療法については有効性及び安全性は未確立

用法

11回250mg/m2を2時間かけて点滴静注.本剤の点滴静注開始1時間後にフルオロウラシルとして1回600mg/m2を3分以内で緩徐に静注.1週間毎に6回繰り返した後,2週間休薬.これを1クールとする ►下痢,重篤な口内炎,重篤な白血球減少又は血小板減少のみられた患者では,これらの所見が回復するまで本療法を延期.本療法を再開する際は,フルオロウラシルの減量や投与間隔の延長等考慮 2

①1回100mg/m2を2時間かけて点滴静注.本剤の点滴静注終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2を静注と共に,フルオロウラシルとして600mg/m2を22時間かけて持続点滴静注.これを2日間連続し,2週間毎に繰り返す

②1回250mg/m2を2時間かけて点滴静注.本剤の点滴静注終了直後にフルオロウラシルとして2,600mg/m2を24時間かけて持続点滴静注.1週間毎に6回繰り返した後,2週間休薬.これを1クールとする

③1回200mg/m2を2時間かけて点滴静注.本剤の点滴静注終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2を静注と共に,フルオロウラシルとして2,400~3,000mg/m2を46時間かけて持続点滴静注.これを2週間毎に繰り返す

►下痢,重篤な口内炎,重篤な白血球減少又は血小板減少の

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