適応
超ウラン元素(プルトニウム,アメリシウム,キュリウム)による体内汚染の軽減 注意プルトニウム,アメリシウム,キュリウム以外の放射性核種による体内汚染に対する本剤の有効性及び安全性は確認されていない
用法
ペンテト酸カルシウム三ナトリウムとして1,000mgを1日1回点滴静注,又は緩徐に静脈内投与 ►状態,年齢,体重を考慮(適減) 注意
①治療開始後は尿中の放射能を適宜測定し,投与継続の必要性を考慮
②超ウラン元素による体内汚染の軽減には,本剤又はペンテト酸亜鉛三ナトリウムのいずれかを投与することができるが,薬剤の選択に際しては,国内ガイドライン等を参考に,状態等を考慮して判断
③本剤は体内の亜鉛を排泄させる作用があるため,長期投与時には亜鉛欠乏に注意.長期間の治療が必要な場合には,ペンテト酸亜鉛三ナトリウムヘの切替えを考慮
④小児へは体重に応じて投与量を調節.参考として,成人の体重を60kgとした
関連リンク