適応
内〈適応菌種〉リンコマイシンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,赤痢菌 〈適応症〉表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,乳腺炎,骨髄炎,咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,感染性腸炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),中耳炎,副鼻腔炎,猩紅熱 注〈適応菌種〉リンコマイシンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属 〈適応症〉敗血症,感染性心内膜炎,表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,乳腺炎,骨髄炎,関節炎,咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮傍結合織炎,化膿性髄膜炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),中耳炎,副鼻腔炎,猩紅熱 注意〔共通〕
1)咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,感染性腸炎,中耳炎,副鼻腔炎への使用にあたっては,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断した上で,本剤の投与が適切と判断される場合に投与
2)偽膜性大腸炎が現れることがあるため,軽微な感染症および他に有効な使用薬剤がある場合は本剤を投与しないことが望ましい
用法
内1日1.5~2g 分3~4(増減) 小児1日20~30mg/kg 分3~4(増減) 注点滴静注:1回600mg 1日2~3回 筋注:1回300mg 1日2~3回 又は 1回600mg 1日2回(増減) 小児1回10~15mg/kg 1日2~3回 筋注(増減)
禁忌
1)過敏症(本剤,クリンダマイシン)
2)エリスロマイシンを投与中
注意
〈基本〉
①耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間に留める
➋発熱,腹痛,白血球増加,粘液・血液便を伴う激症下