診療支援
薬剤

プルリフロキサシン新様式
6241
prulifloxacin(PUFX)
スオード Sword(Meiji Seika)
 :100mg(活性本体UFXとして.プルリフロキサシンとしては132.1mg)

適応

〈適応菌種〉本剤の活性本体(ulifloxacin)に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,モラクセラ・カタラーリス,大腸菌,赤痢菌,サルモネラ属(チフス菌,パラチフス菌を除く),シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,コレラ菌,インフルエンザ菌,緑膿菌,ペプトストレプトコッカス属 〈適応症〉表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,慢性膿皮症,外傷・熱傷及び手術創等の二次感染,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),胆嚢炎,胆管炎,感染性腸炎,コレラ,子宮内感染,子宮付属器炎,麦粒腫,中耳炎,副鼻腔炎 注意咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,感染性腸炎,副鼻腔炎への使用にあたっては,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断した上で,本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること

用法

1回264.2mg(活性本体として200mg) 1日2回(増減) 但し,1回量は396.3mg(活性本体として300mg)を上限とする 〔肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染〕1回396.3mg(活性本体として300mg) 1日2回

禁忌

1)過敏症

2)妊婦・妊娠

3)小児等

4)フェンブフェン,フルルビプロフェンアキセチル,フルルビプロフェンを投与中

注意

〈基本〉

①使用にあたり耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与に留める

②使用にあたり定められた用法・用量を守り,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与に留める

➌大動脈瘤,大動脈解離を引き起こすことがあるので,観察を十分に行うとともに,腹部,胸部又は背部に痛み等の症状が現れた場合には直ちに医師の診察を受けるよう患者に指導

〈その他〉無酸症等著しい低胃酸状

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