適応
〈適応菌種〉本剤に感性の結核菌 〈適応症〉肺結核及びその他の結核症
用法
1回250mg 1日2回(適減).原則として他の抗結核薬と併用
禁忌
てんかん等の精神障害(てんかん様発作等の精神障害を更に悪化させる恐れ)
注意
〈基本〉
①本剤の使用にあたり耐性菌の発現等を防ぐため,原則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期間の投与に留める
②本剤を含む抗結核薬による治療で,薬剤逆説反応を認めることがある.治療開始後に,既存の結核の悪化又は結核症状の新規発現を認めた場合は,薬剤感受性試験等に基づき投与継続の可否を判断
〈その他〉吸湿性の為必ず密閉
患者背景
〈腎〉腎機能障害(本剤の血中濃度が上昇し,中枢神経系等の副作用が発現し易くなる)
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(母乳中移行) 〈高齢〉減量等注意
相互
〈併用注意〉
1)アルコール(飲酒)の作用増強
2)イソニアジド:眩暈,眠気等