診療支援
薬剤

ファムシクロビル新様式運転△
625
famciclovir(FCV)
ファムビル Famvir(旭化成)
 :250mg
ファムシクロビル(250 各社,500 小財家)

適応

1単純疱疹

2帯状疱疹

用法

11回250mgを1日3回経口 また,再発性の単純疱疹の場合は,1回1,000mgを2回経口投与可(後発医薬品は用法用量に違いあり) 21回500mgを1日3回経口 注意〔共通〕

①腎機能障害:投与間隔をあけて減量が望ましい.腎機能に対応する減量の目安は以下の通り(外国)→単純疱疹の治療,再発性単純疱疹,帯状疱疹の治療の順に,Ccr≧60では1回250mgを1日3回,1回1,000mgを1日2回,1回500mgを1日3回,40~59では,1回250mgを1日3回,1回500mgを1日2回,1回500mgを1日2回,20~39では1回250mgを1日2回,1回500mgを単回,1回500mgを1日1回,<20では1回250mgを1日1回,1回250mgを単回,1回250mgを1日1回

②血液透析患者:250mgを透析直後に投与.尚,次回透析前に追加投与は行わない

1〔1回250mgを1日3回投与〕

①発病初期に近いほど効果が期待できるので,早期に投与を開始する

②原則として,5日間使用する.改善の兆しが見られないか,あるいは悪化する場合には,速やかに他の治療に切り替える

〔1回1,000mgを2回投与〕

①単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者の確認

②初期症状発現後,速やかに開始することが望ましい(初期症状発現から6時間経過後に服用を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない).また,臨床試験において,2回目の投与は,初回投与後12時間後(許容範囲として6~18時間後)に投与された

③次回の再発分として処方する場合は以下の点に注意

a)再発を繰り返す患者であることは,再発頻度が年間概ね3回以上などの病歴を参考に判断

b)再発の初期症状(患部の違和感,灼熱感,瘙痒等)を正確に判断可能な患者であることを確認

c)再発頻度及び腎

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