診療支援
薬剤

アメナメビル新様式
625
amenamevir
アメナリーフ Amenalief(マルホ)
 :200mg

適応

1帯状疱疹

2再発性の単純疱疹

注意2

1)単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者であることを臨床症状及び病歴に基づき確認

2)患部の違和感,灼熱感,瘙痒等の初期症状を正確に判断可能な患者に処方

3)口唇ヘルペス又は性器ヘルペス以外の病型に対する臨床試験未実施

用法

11回400mgを1日1回食後 21,200mgを食後に単回経口投与 注意〔共通〕空腹時に投与するとアメナメビルの吸収が低下し,効果が減弱するおそれがあるので,食後に服用するよう患者に指導.食前又は食間のタイミングで服用する必要がある場合は,軽食等を摂取した上で服用 1

①発病初期に近いほど効果が期待できるので,早期に投与を開始.なお,目安として皮疹出現後5日以内に投与を開始が望ましい

②原則として7日間使用.改善の兆しが見られないか,あるいは悪化する場合には,速やかに他の治療に切り替える

2

①初期症状発現後速やかに本剤を服用が望ましい.初期症状発現から6時間経過後に服用,又は口唇ヘルペスでは皮疹(水疱,膿疱,びらん,潰瘍,痂皮)発現後に服用した患者に対する有効性を裏付けるデータは得られていない

②次回再発分の処方は1回分に留める

禁忌

1)過敏症

2)リファンピシン投与中

注意

〈基本〉次回再発分として処方する場合は,次のことを患者に十分説明し,患者が理解したことを確認

➊初期症状(患部の違和感,灼熱感,瘙痒等)出現後6時間以内に服用.また,口唇ヘルペスでは皮疹(水疱,膿疱,びらん,潰瘍,痂皮)発現前に服用

➋妊婦又は妊娠している可能性のある女性,授乳中の女性は,服用せずに医療機関を受診

〈適用上〉服用時:本剤はコーティングを施しているので錠剤を潰すことなく服用させる

患者背景

〈合併・既往〉免疫機能の低下を伴う患者:悪性腫瘍や自己免疫性疾患など免疫機能の低下を伴う患者に対する有効性及び安全性は未確立

〈妊婦〉有益の

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