適応
同種造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス(CMV)感染症の発症抑制
用法
内480mgを1日1回経口投与.シクロスポリンと併用投与の場合240mgを1日1回経口 注480mgを1日1回約60分かけて点滴静注.シクロスポリンと併用投与の場合240mgを1日1回約60分かけて点滴静注 注意
①錠剤と注射剤は医師の判断で切替えて使用可.但し臨床試験で注射剤の長期投与の経験はなく,注射剤の添加剤ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンは腎機能障害患者で蓄積し,腎機能の悪化等の恐れがある為,注射剤の投与は最小限の期間とし,経口投与可能な患者には経口投与を選択
②同種造血幹細胞移植の移植当日から移植後28日目までを目安として投与を開始.投与期間は患者のCMV感染症の発症リスクを考慮しながら,移植後200日目までを目安とする.CMV血症又はCMV感染症が確認された場合には,投与を中止しCMVに対