適応
HIV-1感染症 注意無症候性HIV感染症に関する治療開始の指標はCD4リンパ球数500/mm3以下もしくはHIV-RNA量5,000copies/mL(RT-PCR法)以上との国際的な勧告がある.使用にあたってはCD4リンパ球数及びHIV-RNA量を確認
用法
1回200mg 1日1回 14日間経口 その後,維持量として1日400mg 分2(増減) ►必ず他の抗HIV薬と併用 注意
①少なくとも1種類の抗レトロウイルス剤(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤又はHIVプロテアーゼ阻害剤)と必ず併用し,単独投与しない(単独投与すると,いずれの症例においても本剤に耐性を示すウイルスが急速に出現することが報告)
②HIVは感染初期から多種多様な変異株を生じ,薬剤耐性を発現しやすいことが知られているので,本剤は他の抗HIV薬と併用する
③非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(NNRTI)を2剤併用したときの有用