診療支援
薬剤

(合剤)ロピナビル・リトナビル新様式EH運転△
625
lopinavir・ritonavir(LPV/rtv)
カレトラ Kaletra(アッヴィ)
 配合内用液:ロピナビル80mg/mL,リトナビル20mg/mL
 配合錠:ロピナビル200mg,リトナビル50mg

適応

HIV感染症

用法

1回400mg・100mg(5mL) 1日2回 食後 小児7kg≦体重<15kgで12mg・3mg/kg,15kg≦体重≦40kgで10mg・2.5mg/kgを1日2回食後 ►最大投与量は400mg・100mg(5mL)を1日2回 1回400mg・100mg(2錠) 1日2回,又は1回800mg・200mg(4錠) 1日1回 ►体重40kg以上の小児:1回400mg・100mg(2錠) 1日2回投与可 ►食事の有無にかかわらず投与可 注意

①1日1回投与は薬剤耐性検査を実施の上,ロピナビル由来耐性変異数が2以下の場合に限る(耐性変異数が3以上のデータ少ない)

②併用によりロピナビル血中濃度が低下する恐れのある薬剤(カルバマゼピン,フェノバルビタール,フェニトイン,ネビラピン,エファビレンツ,ネルフィナビル等)と併用する際は,1日2回投与

吸収を高めるため,食後服用

禁忌

1)過敏症

2)以下の薬剤を投与中:ピモジドエルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン,ジヒドロエルゴタミン,エルゴメトリン,メチルエルゴメトリン,ミダゾラム,トリアゾラム,ルラシドン,バルデナフィル,シルデナフィル(レバチオ),タダラフィル(アドシルカ),ブロナンセリン,アゼルニジピン,アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル,リバーロキサバン,ロミタピド,ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕,ボリコナゾール,グラゾプレビル水和物

3)腎機能又は肝機能障害患者で,コルヒチンを投与中

注意

〈基本〉

➊使用に際しては,国内外のガイドライン等の最新情報を参考に,患者又はそれに代わる適切な者に,以下の事項をよく説明し同意を得た後使用

a)HIV感染症の根本的治療薬でないため,日和見感染を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続

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