適応
HIV感染症
用法
液1回400mg・100mg(5mL) 1日2回 食後 小児液7kg≦体重<15kgで12mg・3mg/kg,15kg≦体重≦40kgで10mg・2.5mg/kgを1日2回食後 ►最大投与量は400mg・100mg(5mL)を1日2回 錠1回400mg・100mg(2錠) 1日2回,又は1回800mg・200mg(4錠) 1日1回 ►体重40kg以上の小児:1回400mg・100mg(2錠) 1日2回投与可 ►食事の有無にかかわらず投与可 注意
①1日1回投与は薬剤耐性検査を実施の上,ロピナビル由来耐性変異数が2以下の場合に限る(耐性変異数が3以上のデータ少ない)
②併用によりロピナビル血中濃度が低下する恐れのある薬剤(カルバマゼピン,フェノバルビタール,フェニトイン,ネビラピン,エファビレンツ,ネルフィナビル等)と併用する際は,1日2回投与
③液吸収を高めるため,食後服用
禁忌
1)過敏症
2)以下の薬剤を投与中:ピモジド,エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン,ジヒドロエルゴタミン,エルゴメトリン,メチルエルゴメトリン,ミダゾラム,トリアゾラム,ルラシドン,バルデナフィル,シルデナフィル(レバチオ),タダラフィル(アドシルカ),ブロナンセリン,アゼルニジピン,アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル,リバーロキサバン,ロミタピド,ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕,ボリコナゾール,グラゾプレビル水和物
3)腎機能又は肝機能障害患者で,コルヒチンを投与中
注意
〈基本〉
➊使用に際しては,国内外のガイドライン等の最新情報を参考に,患者又はそれに代わる適切な者に,以下の事項をよく説明し同意を得た後使用
a)HIV感染症の根本的治療薬でないため,日和見感染を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続