適応
B型肝炎ウイルスの増殖を伴い肝機能の異常が確認されたB型慢性肝疾患におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制 注意開始に先立ち,HBV DNA,HBV DNAポリメラーゼ或いはHBe抗原により,ウイルスの増殖を確認
用法
0.5mgを1日1回経口 ►空腹時(食後2時間以降かつ次の食事の2時間以上前)に経口 ►尚,ラミブジン不応(ラミブジン投与中にB型肝炎ウイルス血症が認められる又はラミブジン耐性変異ウイルスを有する等)患者:1mgを1日1回経口が推奨 注意
➊投与中止により肝機能の悪化又は肝炎の重症化→患者に説明し,自己判断で中止しないように十分指導
➋食事の影響により吸収率低下→空腹時(食後2時間以降かつ次の食事の2時間以上前)に投与
③腎機能障害では,高い血中濃度持続あり,以下を参考にして,Ccr<50mL/minの患者並びに血液透析又は持続携行式腹膜透析施行患者では,投与間隔の調節が必要:用法用量