診療支援
薬剤

リバビリン新様式E
625
ribavirin
レベトール Rebetol(MSD)
 カプセル:200mg

適応

1インターフェロンベータ(IFNβ)との併用による以下のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善

a)血中HCV RNA量が高値の患者

b)インターフェロン製剤単独療法で無効又はインターフェロン製剤単独療法後再燃した患者

2ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤との併用による,前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善 注意〔共通〕C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に対する本剤の単独療法は無効で,併用にあたってはHCV RNAが陽性であること,及び組織像又は肝予備能,血小板数等により慢性肝炎又は代償性肝硬変であることを確認 1血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎に本剤を用いる場合,血中HCV RNA量がRT-PCR法で105IU/mL以上又はb-DNA法で1Meq./mL以上であることを確認 2C型代償性肝硬変患者に対する治療は,ウイルス血症の改善を目的としたものであり,本併用療法によりウイルス学的効果が得られた場合であっても,肝硬変が治癒するものではないため,肝硬変に対する適切な処置は継続する

用法

体重≦60kg:1日投与量600mg(朝食後200mg,夕食後400mg),60kg<体重≦80kg:1日投与量800mg(朝食後400mg,夕食後400mg),80kg<体重:1日投与量1,000mg(朝食後400mg,夕食後600mg) ►状態を考慮し,減量,中止等の処置 注意〔共通〕

①C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善に対する本剤の単独療法は無効

②投与期間は,臨床効果(HCV RNA,ALT等)及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定する.特に好中球数,血小板数,ヘモグロビン濃度の推移に注意し,本剤の減量あるいは中止基準に従う

1

①IFNβは,1日600万国際単位で投与を開始し,4週間までは

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