診療支援
薬剤

(合剤)レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル新様式E
625
ledipasvir acetonate・sofosbuvir
ハーボニー Harvoni(ギリアド)  625
 配合錠:レジパスビル90mg・ソホスブビル400mg

適応

セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善 注意使用に際しては,HCV RNAが陽性であることを確認.又,肝予備能,臨床症状等により非代償性肝硬変でないことを確認

用法

1日1回1錠を12週間経口 注意有効成分としてレジパスビル及びソホスブビルを含有した配合錠である.本剤の有効成分であるソホスブビルを含む製剤と併用禁

!警告

‍ ウイルス性肝疾患の治療に十分な知識・経験を持つ医師の下で,投与が適切と判断される患者にのみ投与

禁忌

1)過敏症

2)重度の腎機能障害(eGFR<30mL/分/1.73m2)又は透析を必要とする腎不全

3)以下の薬剤を投与中:カルバマゼピン,フェニトイン,リファンピシン,セイヨウオトギリソウ含有食品

注意

〈基本〉

①本剤とアミオダロンの併用投与により,徐脈等の不整脈あり,海外の市販後で死亡例も報告→本剤とアミオダロンの併用は可能な限り回避.但し,やむを得ず併用の際は,患者又はその家族に対して併用投与により徐脈等の重篤な不整脈が発現するリスクがあること等を十分説明すると共に,不整脈の徴候又は症状(失神寸前の状態又は失神,浮動性めまい,ふらつき,倦怠感,脱力,極度の疲労感,息切れ,胸痛,錯乱,記憶障害等)の際は,速やかに担当医師に連絡するよう指導.又,併用開始から少なくとも3日間は入院下で適切に心電図モニタリングを実施し,退院後少なくとも2週間は患者又はその家族等が心拍数を連日確認し,不整脈の徴候の発現等に注意して十分に観察し,異常の際は適切な対応.尚,アミオダロンを長期間投与した際の血漿からの消失半減期は19~53日と極めて長いため,本剤の投与開始前にアミオダロンの投与を中止した患者にも,上記の対応を実施(β遮断薬を投与中,又は心疾患,重度の肝疾患では,アミオダロンの併用により徐脈

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