診療支援
薬剤

ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)新様式運転×
6399
peginterferon alfa-2a(genetical recombination)
ペガシス Pegasys(中外)
 皮下注:90・180μg/V

適応

1C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善

2B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善

注意1HCV RNAが陽性であること,組織像又は肝予備能,血小板数等により,慢性肝炎であることを確認 2HBV DNA量の測定等によりウイルスの増殖を確認及び組織像又は肝予備能,血小板数等により,肝硬変を伴わない慢性活動性肝炎であることを確認.又,ガイドライン等,最新の情報を参照し,適切と判断された場合に投与

用法

11回180μg 週1回皮下注 ►HCV RNAが陽性であることを確認 ►患者の状態を考慮し,減量・中止等処置 21回90μg 週1回皮下注 年齢,HBV DNA量等に応じて1回180μg ►HBV DNA量の測定等でウイルスの増殖を確認 ►患者の状態を考慮し,減量・中止等処置 注意

①長期投与する場合には,臨床効果及び副作用の程度を考慮して投与を行い,効果が認められない場合には投与を中止.なお,48週を超えて本剤を投与した場合の有効性・安全性は確立していない

②C型慢性肝炎:投与12週で効果が認められない場合には中止(投与期間は臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定)

③B型慢性活動性肝炎:標準的な治療期間は48週間(臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定)

④B型慢性活動性肝炎において,180μgを選択する際には,年齢,HBV DNA,臨床効果,副作用の程度等を考慮しながら慎重に決定

⑤投与は以下の臨床検査値を確認してから開始→好中球数:1,500/μL以上,血小板数:90,000/μL以上,Hb量:10g/dL以上

⑥減量又は中止を必要とする中等度~重度の副作用(臨床検査値異常を含む)が報告→重度の副作用を発現する可能性の高い又は開始前の臨床検査値が上記の基準に近い患者では,開始から2週間は原則入院

⑦投与中は定期的に血液学的検査を実施し,好中球数・血小板数・Hb量

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