適応
1膠芽腫,髄芽腫,星細胞腫
2皮膚悪性黒色腫
3HBe抗原陽性でかつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善
4C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
5リバビリンとの併用による以下のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
a)血中HCV RNA量が高値
b)インターフェロン製剤単独療法で無効又は再燃
6C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善(HCVセログループ1の血中HCV RNA量が高い場合を除く)
注意5
1)HCV-RNAが陽性であること,及び組織像又は肝予備能,血小板数等により,慢性肝炎であることを確認.ウイルス量,セログループ,ジェノタイプ等により有効性が異なるので,適切な症例を選ぶ
2)血中HCV-RNA量が高値のC型慢性肝炎に本剤を用いる場合,血中HCV-RNA量がアンプリコア法で100KIU/mL以上であること,又はリアルタイムPCR法で5.0LogIU/mL以上であることを確認
6
1)HCV-RNAが陽性であること,及び組織像又は肝予備能,血小板数等により,代償性肝硬変であることを確認.ウイルス量,セログループ,ジェノタイプ等により有効性が異なるので,適切な症例を選ぶ
2)HCVセログループ1の場合には,血中HCV RNA量がアンプリコア法では100KIU/mL以上でないこと,又はbDNAプローブ法では1Meq/mL以上でないことを確認
用法
1
①局所投与:1日100万~600万IU 髄腔内(腫瘍内を含む)に投与(増減)
②点滴静注:1日100万~600万IU(増減)
2病巣当たり1日1回40万~80万IU 腫瘍内又はその周辺部に局所投与 1日総投与量100万~300万IU(増減) ►局所疼痛が強く,局所麻酔剤に溶解する場合には,0.5~1%塩酸プロカイン1~3mLに溶解(一部の条件では配合不可:配合変化データを参照).尚,リドカインは配合不可