適応
亜急性硬化性全脳炎患者における生存期間の延長
用法
1日50~100mg/kg 分3~4(増減)
注意
〈基本〉イノシンから尿酸に代謝される結果,血中及び尿中の尿酸値の上昇があり→定期的に臨床検査(尿酸値,腎機能検査等)等観察を十分に 〈適用上〉幼児等は薬剤がのどにつかえないよう注意 〈その他〉動物実験(ラット)で一過性の角膜上皮の空胞化が認められている
患者背景
〈合併・既往〉
①痛風又は血中の尿酸値が上昇(血中尿酸値が上昇し症状が増悪)
②尿路結石又は腎結石(血中及び尿中の尿酸値が上昇し増悪)
〈腎〉重篤な腎障害(尿酸の排泄が遅延)
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行)
副作用
処置
1)代謝(高尿酸血症,尿路結石)
2)血液(赤血球増加,白血球減少,血小板増加等)
3)肝臓(AST・ALT・γ-GTP・Al-P・LDH上昇等)
4)過敏症(発疹)
5)消化器(消化管出血,