診療支援
薬剤

イノシンプラノベクス新様式
629
inosine pranobex
イソプリノシン Isoprinosine(持田)
 :400mg

適応

亜急性硬化性全脳炎患者における生存期間の延長

用法

1日50~100mg/kg 分3~4(増減)

注意

〈基本〉イノシンから尿酸に代謝される結果,血中及び尿中の尿酸値の上昇があり→定期的に臨床検査(尿酸値,腎機能検査等)等観察を十分に 〈適用上〉幼児等は薬剤がのどにつかえないよう注意 〈その他〉動物実験(ラット)で一過性の角膜上皮の空胞化が認められている

患者背景

〈合併・既往〉

①痛風又は血中の尿酸値が上昇(血中尿酸値が上昇し症状が増悪)

②尿路結石又は腎結石(血中及び尿中の尿酸値が上昇し増悪)

〈腎〉重篤な腎障害(尿酸の排泄が遅延)

〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行)

副作用

処置 

1)代謝(高尿酸血症,尿路結石)

2)血液(赤血球増加,白血球減少,血小板増加等)

3)肝臓(AST・ALT・γ-GTP・Al-P・LDH上昇等)

4)過敏症(発疹)

5)消化器(消化管出血,

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