適応
内トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症) 膣剤トリコモナス腟炎
用法
内1回200mg 1日2回 1クール7日間 又は 2,000mg 1回 膣剤1日1回200mg 1クール7日間 腟内挿入 ►いずれも投薬終了後,腟トリコモナスを検出した場合は,少なくとも1週間程度の間隔をおいて再投与
禁忌
1)過敏症
2)内血液疾患
3)内脳,脊髄に器質的疾患(類似化合物の長期投与により,脳波等に異常を認めたとの報告)
4)内妊婦(3カ月以内)又は妊娠の可能性
注意
〈その他〉
①大量長期間投与(600mg/kg/日,6ヵ月)でラットに精巣萎縮が報告
②細菌を用いた復帰突然変異試験及びヒトリンパ球を用いた染色体異常試験において,陽性を示したとの報告.又,チニダゾールのがん原性試験は実施されていないが,チニダゾールと化学構造が類似しているメトロニダゾールを動物に長期経口投与した場合,マウスでは肺腫瘍が,ラットでは乳房