適応
先天性トキソプラズマ症の発症抑制 注意
1)最新の国内診療ガイドライン等を参考に投与の適否を検討
2)トキソプラズマ抗体検査,問診等により妊娠成立後のトキソプラズマ初感染が疑われる妊婦に対して使用
3)本剤は母体から胎児への感染の抑制を目的として使用する為,投与開始前に胎児へのトキソプラズマ感染の疑いの場合は投与の適否について慎重に検討
用法
妊婦には1回2錠を1日3回経口 注意
①妊娠成立後のトキソプラズマ初感染の疑いの場合,速やかに投与を開始し,胎児感染が確認されない場合は分娩まで投与を継続
②投与中に胎児へのトキソプラズマ感染疑いの場合は,投与継続の適否の検討等,適切に対応
禁忌
過敏症
患者背景
〈合併・既往〉QT延長を起こす恐れ(電解質異常,先天性QT延長症候群,心疾患)
〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(ヒト母乳中に移行)
相互
〈併用注意〉
1)QT延長を起こす薬剤〔クラスIA及びクラスⅢ抗不整